ミナミの北海道一周自転車旅行

60歳 好奇心旺盛な北海道一周リハビリ旅行

8月12日 25日目 稚内へ

朝、5時、15度 雨は降ってないが、雲空、昨日より空は明るい、ひとまず、テントを拭いて乾きやすくする。今日は出発出来るかな?中にはテントを撤収して出発準備している人もいる、テントが濡れていて大丈夫かな?稚内まで宗谷岬を通って93㎞、1日で十分行ける距離、その手前の さるふつ公園キャンプ場も綺麗な良いキャンプ場でここでも良いかなと考えているが、ここは、30㎞ぐらいで近すぎかも、もう少し寝ながら考えます。さるふつ公園キャンプ場なら、昼に出発しても十分です。稚内なら、8時ぐらいに出発したいです。

結局、8時に出発、稚内を目指します。

9時、17㎞走行、真っ直ぐな道が続きます。

10時、道の駅「さるふつ」に到着、ここは、キャンプ場、温泉、ホテル、レストランが有り、施設が充実。ここで朝食を食べる。

ここ、さるふつはホタテの漁獲量が日本一でほたてが名物、ここで日本最北端の村 道の駅弁を食べました。北海道の「なまらうまいっしょグランプリ」で優勝と書いてあります。確かに美味しかったです。

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私がホタテが好きなので、実家の送り物はホタテに決定、鮭以外はホタテ製品の詰め合わせにして注文、フランクフルトもホタテのフランクフルトです。

10時50分出発、宗谷岬まで32㎞です。

12時45分 宗谷岬に到着、凄い人です。北海道の北を目指す人は必ずここを目指します。バイク、自転車、マイカー、観光バス、人、人、人

 

特に日本最北端の地の記念碑の前は写真撮影の順番を待つ人で長蛇の列です。丁度観光バスが3台も到着したのでなおさらです。みんな、記念碑の前で写真を撮る為に並びます。私は横から記念碑だけを撮影、どこかの大学の自転車部の人たちも自転車と共に写真を撮るために並んでいます。見ていると、自転車を記念碑に上げて愛車と写真を撮ってます。この為に、北海道旅行に来たと言っても過言ではないでしょう。大学時代の大切な思い出でになると思います。そういえば、40年前の北海道旅行の時、稚内まで来て礼文島に行きました。その記憶は有りますが、宗谷岬に行った記憶がありません、列車での北海道旅行だったので行かなかったかも。

14時50分、二本目の電池と交換、宗谷岬からの向かい風で電気を浪費させられました。キャンプ場で充電しておいて良かったです。

15時30分、稚内市内に到着、松屋を発見、昼飯に牛丼を食べ、キャンプ場での夕飯用にと弁当を購入してキャンプ場に行きます。

キャンプ場は稚内市内の高台の公園内に有るので、急な坂を走ります。また、キャンプ場に行く途中には墓地が有り、お盆なのでお墓参りの人がいます。ネットににお墓が嫌だとの投稿が有りましたが、これかと思いました。確かに夜に到着するとチョットいやかな。このキャンプ場は無料のキャンプ場で広さも広く、芝のサイトも林のサイトも有り、どこでも好きな所に張って良いそうです。トイレも水洗、ごみも回収してくれます。無料にしては良いキャンプ場です。私は林の中のトイレと水場に近い所に張りました。ここは、稚内市内の内なので電波が通じます。何日かぶりのブログの更新をしますが、テントの中の無理な態勢での書き込みに1日分しか更新出来ませんでした。

明日の礼文島行きの船の時間を調べると6時20分と利尻島経由の7時15分が有ります。料金が同じなので、利尻島経由の船に決め寝ます。

天気が心配ですが、南の札幌や旭川の方がより一層天気は悪いそうで、北の方か少しは良いそうです。明日は早起きします。

8月11日 24日目 クッチャロ湖畔滞在!

夜中の2時くらいから物凄い雨音で目を覚ましました。雨雲レーダーで見るとキャンプ場周辺は真っ赤です。まだまだ、大きな雨雲が近づいています。今は、雨雲の動きがスマホで見られる凄い時代です。後、どのくらいで雨雲が去るのかも分かります。予想だと、9時頃ぐらいまでは、降りそうなので、ゆっくり寝ます。テントは山でも使用出来る性能の良いテントなのでまったく問題なく過ごせます。

10時になっても、小雨が降ってます。雨の止む予想は外れです。今日のキャンプ場代金200円と自転車の充電を100円でしてくれるので充電を頼みました。これで安心して次に進めます。

11時、朝食兼昼食を食べる為にレストランに、今日はお盆の特別料理「中華バイキング」(1500円)です。今日と明日だけの特別メニューとか、町の人も多く来店するとか。開店と同時に入り席を確保です。メニューはそこそこ、料金なみの料理でした。

食事後、温泉に入り、休憩室で2時までテレビを見て、電池を受け取りテントに戻ります。ここは、電波が通じないのでブログを更新出来ません。本を見て時間を潰します。

夜、7時に夕食とお風呂に行きます。外は霧雨、カッパは要らないが露が付くくらい。

夕飯後、休憩室で休憩後、風呂に入り、テントに戻る。

8月10日 23日目 クッチャロ湖畔へ

今日は雨の予想なので、小雨になるチェックアウトぎりぎりの9時半ごろに出発しようと思っていました。しかし、外を見ると殆ど降って無い、8時に出発することにしまししました。今日の行程の枝幸町までは地図に目ぼしい物が何も書いて有りません。コンビニも殆ど有りません。地図にも単調な風景が続く道と書かれています。

9時に道の駅「おうむ」に到着。1時間で19㎞、順調です。ここからは、何もないので少し休憩して出発です。雨が止んできたのでレインウエアを仕舞、身軽になって走ります。昨日追い越した外人の自転車ライダーのツアーと又再会、又目標が出来たが、この道はアップダウンが殆どないので、坂道で近づけないので離されるばかりです。

11時45分 道の駅「マリーンアイランド岡島」でホタテカレーを食べ、

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雨が降り出したのでレインウエアを着て出発。道の駅で大失敗に気付きました。旅館のカギを却しないで持って来てしまいました。今更、引き返せないので、ヤマトのセンターが有ったので送り返して一安心です。残り29㎞、

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今日宿泊予定の浜頓別に有るクッチャロ湖畔キャンプ場に近づくと空模様がおかしい、雨の中のキャンプは嫌なので途中で民宿を探すも見当たらないので、キャンプ場に向かいます。雨が降り出さない内に急いでテントを張ります。キャンプ場は料金が200円、芝のサイトでコインランドリーも有り、直ぐ上には、温泉と本格的なレストランが有り、雨さえ降らなかったら最高のキャンプ場です。

クッチャロ湖

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こうなったら、明日は雨がひどくなる見込みなので連泊することにします。今の内に食事と温泉に行きます。

8月9日 22日目 おこっぺ

興部(おこっぺ)

朝 3時に起きました。10時に寝たので、5時間、それから、いびき等で寝そびれ携帯でテレビを見て過ごしました。外は雨が降り出し、早い人は5時ぐらいから出発の準備を始め、6時から7時には出発して行きます。私は、今日は60㎞ぐらい先の旅館を予約しているので、雨の様子を見ながらゆっくりです。管理人さんから、午後、4時の受付までなら、何時まででもいていいよ、雨の様子を見て出発しなさいと嬉しいお言葉。

9時を過ぎれば弱くなる予想なので、それまで、もう一人の雨宿り組とお喋り。東京は台風で凄いことになっているみたいなので、これくらいの雨はしかたないかな。

10時、雨も殆ど気にならなくなって来たので出発します。昨日一緒の泊まった人は先を急ぐので6時出発です。

今日は、238号線を興部(おこっぺ と読みます)。道の駅「おこっぺ」にも今日と同じ車両に泊まれるライダーハウスが有ります。ここは、料金は無料で、近くに風呂も有り買い物にも便利と有名なライダーハウスです。ここに泊まろうかとも思いましたが、ここ、3日間、キャンプ場とライダーハウスでまともな食事をしてないので、今日は旅館に泊まります。

出発して直ぐに雨が降り出し、初めてレインウエアを着て走ります。 

15㎞ぐらいで道の駅「かみゆうべつ温泉チューリップの湯」に到着、朝食兼昼食を食べました。(ジンギスカン定食 800円)とアスパラモナカを食べました。北海道に来て初めてのジンギスカンです。温泉に入りたいですが、まだ50㎞ぐらい有るので出発します。外人の自転車の一団に抜かれて行きました。目標が出来たので追いかけます。向こうはロードレーサー、こちらは荷物付のクロスバイク、本来なら、追いかけても無駄ですが、こちらは、アシスト自転車、坂道には抜群の力を発揮します。この道はアップダウンが続く道、坂道で近づきます。3人には追い付くことが出来ました。前に目標が有れば、人は頑張れるのか、平均20㎞以上で走れました。

トイレ休憩に道の駅「オホーツク紋別」に到着。併設のオホーツク流水科学センターを見学してクリオネを初めて見ました。

外に出ると雨が激しくなっています、でも仕方ないので興部(おこっぺ)目指します。ラベンダー園やオムサロ原生花園などオホーツク国道は快晴だと綺麗だと思います。雨の中ではそんな余裕は有りません。ひたすら、雨の中、前に進みます。

3時50分、興部(おこっぺ)に到着。おこっぺに来たら、先ずは、おこっぺアイスです。ここに来たらおこっぺアイスと言われるくらい有名です。

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でも雨の中走って来たのであまり味わえませんでした。直ぐに旅館に向かいます。宿は北原旅館、むかしの、いかにも旅館です。部屋に入り直ぐにお風呂、先客が出たばかりで、風呂が熱いと言ってましたが、本当に熱く、中には入れません。シャワーで我慢。

食事は豪華ではないが、おいしくて3杯お替りしました。宿泊者は工事関係者が大半で旅行者は先に話した2人組のライダーさんだけでした。

 

8月8日 21日目 稚内へ

朝5時に起る、現在15度、でも、テントに日が当たって暖かく感じる。天気予報を見ると明日から雨の予想になっているので、今日出来るだけ進んで、そこで雨をやり過ごす事を考えたが、適当な場所が無いので、予定場所の「計呂地交通公園SLの宿」を目指します。

朝8時出発。高台から下りて少し行くと、オホーツク自転車道(25㎞)が有り、自転車道を初めて走行しました。車の心配が無く、走りに専念出来、気持ちいです。ほとんど他の人は走っていなく20㎞ぐらい走って一台とすれ違っただけでした。湖畔の道を走っていると、キタキツネが前を歩いていて、こちらに気付いていないよなので、写真を撮り、もう少し近づこうとしたら気づかれ口に咥えていた魚を落として走り去りました。

せっかくの魚、私が通り過ぎたら拾いに帰れと祈りながら走りました。

昼は常呂町で食べました。常呂町と言ったら、カーリング女子で有名な町、食事をした食堂にもカーリングが飾って有りました。

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このお寿司さん、カーリング娘がテレビで食べてた店のようです。

さすが、カーリングの町です。道の途中に大きなカーリング会場が有りました。

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地図に自社栽培の美味しい蕎麦屋が有ると書いて有ります、そういえば、道の両脇にとても広いそば畑が至る所に有りました。今まで、そば畑といえば山間の小さな畑ばかりしか見た事がなかったので、雄大な畑を見られて感激です。

途中、ホタテバーガーで有名な北勝水産が有り食べようと思っていましたが、休みでがっかりです。しかたないので、道の駅サロマ湖を目指します。道の駅で、チャリライダーさんと話してみると、今日泊まる宿を探しているとの事で今日、私が泊まるライダーハウスを紹介し、一緒に行くことになりました。宿の受付が4時からなので、時間を道の駅で潰します。

4時前にライダーハウスに到着です。先客は1人とライダーハウスを見に来た人と私達の最初は4人でした。受付の人達が気さくでとてもいい人達で、列車や客車を見せていただきました。客車は木造で私が高校の時乗っていた客車そのものでした。f:id:minami0375:20181122155916j:imagef:id:minami0375:20181122155945j:imagef:id:minami0375:20181122160043j:image

私は今回の北海道旅行で初めてのライダーハウスです。泊まる人みんな、旅人なので、行った所、これから行く所の話、又、二人は日本一周中のチャリライダーさんでした。また、二人は、30年と20年前の自転車を修理しながら今回も旅の友として乗って来ていました。昔の自転車は日本製で作りが良いので何年たっても乗れるのだそうです。ここは、客車の宿泊料金が300円、駅長室が500円です。シャワーは5分100円です。

ここの難点は、食事場所が無い事、周りに店が有りません。バイクの人は10分走れば店が有るが、自転車だと30分です。道の駅で買ったスープカレーにラーメンを入れて食べよと思っていたら、移動ピザ屋が来たので今日の夕飯はピザにしました。

明日は朝から雨の予想なので、民宿を予約しました。明日の予定のライダーハウスは無料で評判が良いので泊まりたいですが、雨の日は、たぶん人がいっぱいになるはずなので若い人に譲ります。雨が降らないことを願いながら寝ます。 

 

8月7日 20日目 網走へ

朝の気温は15度です。毎日、東京との温度差が気になり、先ずは気温を見ます。

7時50分に出発。国道334号を網走へ向かいます。少し行くと、知床八景のひとつ、「オシンコシンの滝」に着きます。30mの断崖の隙間から湧き出しています。

今日は晴天、雲一つ無いです。気温も暑く無く、丁度のサイクリング日和です。でも、今日は長袖シャツです。天気が良いので、どこを見ても絵になる風景です。

8時40分 風が出てきました。車だと風の事は気になりませんが、自転車にとっては大敵です。向かい風、横風だと進む速度が遅くなります。疲労も段違いに疲れます。

蝦夷鹿フォームなる鹿の牧場が有りました。

10時、北海道で行きたかった場所に到着。それは、「天に続く道」です。

天に続く道

 

28.1㎞の真っ直ぐな道、道が真っ直ぐにどこまでも続いています。後で、写真を載せるので待ってて下さい。

10時50分 昼食を食べる為に「しれとこ里味」に行きます。ここは、つぶ貝のかき揚げが有名。海鮮丼も有名ですが、お店おすすめのかき揚げそばを食べました。

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少し行くとじゃが芋の店を発見、今、食べたばかりでお腹は空いてませんが、ここは、北海道のじゃが芋を食べなくてはと思い、じゃがバターとじゃが芋のスープ(どちらも150円)を食べました。

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スープは美味しかったです。

まだまだ、風が止みません。

海の向こうに知床半島が見えています。

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3時、網走に着きました。今からキャンプ場の途中に有る、博物館網走監獄にいきます。

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網走と言ったら刑務所。学生の時の北海道旅行も来たこと有ります。しかし、ここの施設はその当時は無かったと思います。明治時代の網走刑務所を移築して、むかしの刑務所を再現しています。北海道の開拓には、囚人の力が重要で有ったのが良くわかりました。早回りで1時間見学し、今日の宿泊場所の道立オホーツク公園 「てんとらんど」に行きます。料金は(1600円)と、お高めですが、設備は凄くいいです。でも、高台に有るため、登って来るのに疲れました。テントを張って、食事に行く気分になれないので、手持ちのカップめんとパンで夕食にします。

でも、ここのキャンプ場の景色は最高です。知床も山並みが全て見渡せます。明日の朝が楽しみです。

 

8月6日 19日目 ウトロ観光

朝、7時からの朝食は、やっぱりオシャレ、とても、旅館の朝食とは、感じが違いました。知床遊覧船の集合時間は9時半なので、早めにの9時に旅館を出ます。宿を出て直ぐ下に有る港が乗船場です。月曜日なのに、夏休みだからか、人が一杯です。乗船料(8000円)を払い時間まで待機。私が乗船するのは、60名定員の小型船です。ほかにも、300名乗りの大型船が有り、そちらは、(6000円)でも、知床遊覧船の醍醐味は、近くで景色を見られるか、あわよくば、自然の熊を見たいです。でも、この時期は鮭の遡上もまだ早い為、一番見る機会が少ないそうです。毎日、何便も有る船で1隻ぐらいが見られればいいそうです。今年の目撃情報がカレンダーに記入されていました。

10時に出航です。私は予約が一番最後なので乗船も一番最後、良い席(船上の椅子や外の椅子)は先に埋まり、私は船内の一番前の左側です。一番良いのは、船上の右側が一番見やすいです。コースは知床岬コース、約3時間の一番長いコースです。

今日は、天気も良く、波も有りません。遊覧には最高です。

小型船の為、岸壁近くにも寄ります。

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大型船は近寄れないので迫力が違います。

カムイワッカの滝など、見所を見て回ります。

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すると、なんと、熊を発見、船内がざわつきます。海岸淵を歩き、崖を登って行きました。

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見れたのは、私たちの船だけでした。そして、帰りには、イルカも見れて最高の遊覧でした。

13時過ぎ、下船です。昼食を食べようと調べていたウトロ漁協婦人部食堂に行くと長蛇の列、考える事はみな一緒です。仕方ないので、道の駅「うとろ・シリエトク」に行くと、ここも人で溢れています。道の駅の前の(くまのや)に行き食事をしました。

ここで刺身定食を食べました。

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3時には、セイコーマートで夕食を買い込みキャンプ場へ。

今日は、国設知床野営場に泊まります(400円)テントを手早く張って、早速、温泉です。それには、理由が有り、船から自転車に帰る時、カモメの落下物が直撃、頭や服に付いたので温泉に入り綺麗にして、早速、3日分の洗濯物と一緒に洗濯しました。

昨日の疲労が溜まって要るのか筋肉が痛いです。ゆっくり休んで、明日、網走に向かいます。