ミナミの北海道一周自転車旅行

60歳 好奇心旺盛な北海道一周リハビリ旅行

8月5日 18日目 知床峠

朝、5時半 起床。晴れ、気温14度

露がテントに付いているので、テントを干してテントを乾かします。今日は、峠越えの為、早く出発します。のつもりが、撤収をしてたら、昨日会った、熊本さんから、これから先の情報を教えていただき。又、自転車で来ている自分と同じぐらいの年齢の二人組が私の自転車に興味を持ち、熊本さんも交え、自転車談義をしていたら遅くなって結局、7時50分に出発、バッテリーは昨日の残り17%、後は、100%の未使用は1台です。出来るだけバッテリーを使用しないよう、自力で国道335号を走ります。それでも、9時15分に1本目が切れ、交換です。走行距離、19㎞、後、一本で羅臼までの23㎞と峠越えです。

11時20分 道の駅「知床・らうす」に到着。バッテリーは残り80%です。

日曜日の観光地、観光客で一杯です。運良く、食堂に入れ、羅臼ラーメン(1050円)

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を美味しく食べ、いよいよ、峠越えです。多分、この旅行で一番の難所です。

海抜5mから、知床峠(標高738m)まで登ります。電動自転車でも、25㎏の荷物を積んでの走行は大変です。バッテリーがどんどん消費されて行きます。電動自転車でも、アシストするだけ、基本、自分の足で漕ぎます。少し走ると有名な熊の湯を右手に見て、先を急ぎます。

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本当は熊の湯を見たかったのですが、今は心の余裕が有りません。

ひたすら、ゆっくりと登ります。バッテリーの減りが早いです。

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アシストでも疲れて大変です。これで、普通の自転車なら、ギブアップしてたかも?

バッテリーの残りがどんどん0に近づきます。標高700を超え、もう少しですが、メモリーが最後の一本、10%を切りました。少し、上って、バッテリーが切れそうになったので、降りて押しました。400mぐらい押した所で下りになり、下った所が知床峠展望台でした。

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バッテリーが残り6%で到着。時間14時。大変疲れました。峠で休憩中、女性の自転車ライダーとお話をしました。ミニベロと言う、車輪が小さい自転車で火山が有る所を周って16日目と言ってました。普通の自転車でウトロの方から上って来たとはすごいです。途中で自転車とは5組出会いました。 

14時20分に出発です。後は下りだけ、スピードに気を付けて出し過ぎないようにして走ります。下りは漕がないので寒いくらいです。

14時40分に知床自然センターに到着。

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ここから、カムイワッカ湯の滝や知床五湖に行くバスが出ています。ここでは、知床の風景の映像を見て勉強です。

15時25分に今夜宿「民宿 たんぽぽ」に向かいます。

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宿前、300mが急坂です。どうにか、バッテリーが持つかと思っていたら、ここで切れました。仕方なく、押して登ります。へとへとで宿に到着。峠の坂より疲れました。

部屋に入り、さっそく温泉に入ります。ここの温泉は家族風呂方式、湯船を一組で貸し切りです。源泉が熱いので、自由に薄めて下さいと自分の温度に出来ます。そんなに広く無いですが、2~3人なら十分な広さの湯船が二つ有ります。

夕食は旅館なのに、何故か、ペンション風のおしゃれな食事、地の物にこだわり、無農薬野菜にもこだわっていました。

食事後、これからの計画を考え、明日はウトロ観光に決め、知床遊覧船の予約をしました。計画では、8月12日には、稚内に到着予定です。