ミナミの北海道一周自転車旅行

60歳 好奇心旺盛な北海道一周リハビリ旅行

8月14日 27日目  利尻島へ

朝、5時に起きると利尻岳が山頂まで見える。昨日は雲が覆い、山頂はおろか、山自体が見えなかった。初めて雄大な山の全体を見る事が出来た。今日は桃岩に登り、13時20分のフェリーで利尻島へ行きます。8時前にフェリー乗り場に到着、途中のセイコーマートで大きなおにぎりを購入し朝食にしました。桃岩までは、自転車では登りばかりで無理だとキャンプ場の人に教えてもらい、フェリー乗り場に自転車を置いて、歩いて行くか、バスで登り口まで行くかを選択した方がいいと言われました。歩いても、4時間も有れば時間的にも問題ないそうです。歩くのは大変そうなので、バスに乗ります。バスを待つ間、今日も桃岩荘の見送り風景を最初から見れました。しかし、バスの時間が有ったので船が出る時の見送りは見れません。礼文島から帰る人が船に乗り込むと同時に見送りが始まります。船の上と下とで歌い踊りの見送りです。今日も言います。ぜひ、映像を探して見て下さい。

9時に登り始めます。登ると言っても本当はそんなに高く有りません。観光バスツアーの人でも登れます。ましては、タクシーだと、桃岩展望台の直ぐ下まで行けます。でも、桃岩は途中の高山植物を見ることが観光の目的、高山植物と美しい礼文島の姿を眺められる場所として人気です。今日もツアーバスが三台来ていて山道は渋滞です。ツアー客が行かない険しい方の道を行ってツアー客と距離を取ります。

ここ桃岩は、40年前、学生の時の北海道旅行でここに来て、もう一度来たいと思っていた場所です。きれいな海、花が咲き乱れ、草を掴みながら、下の崖を覗いた事を良く覚えています。f:id:minami0375:20181129164559j:image

写真の赤い屋根が桃岩荘YHです

今は歩道も整備され、草を掴んで覗き込む場所は有りませんが、きれいです。桃岩展望台に登ったら引き返すつもりでしたが。天気がいいので、桃岩展望台・桃台猫台・桃岩荘YHの上を通り、知床のバス停までの5㎞を歩くことにしました。桃岩荘YHの上を歩いていると、前を歩いている人が下に向かい叫ぶと下のYHからも旗をふって「さよなら」と叫んでいます。やっぱり桃岩荘はみんなが熱いです。

11時に知床に到着、バスの時間まで1時間も有るので、フェリー乗り場まで4㎞を歩いて帰ります。知床には北のカナリヤパークが有りますが疲れているのでパスしてフェリー乗り場に帰ります。でも、東京に帰ったら、吉永小百合主演の「北のカナリヤ」の映画を見てみたいです。合計10㎞ぐらい歩いて足がパンパンです。

時間が1時間半有るので、昨日行った温泉に入りました。足をもみほぐします。サッパリしてフェリー乗り場に。

礼文島から利尻島までは、45分です。2等の船室で横になって到着を待ちます。少し眠くなりましたが、直ぐに到着です。やっぱり、利尻岳は雲で見えません。今日は歩きで疲れたので、セイコーマートで買い物をしてキャンプ場に向かいます。本当は昼飯を食べて無いので食堂に寄るつもりが、2時を過ぎているので何処もやってません。

キャンプ場は「ふれあい公園 ゆ〜に」料金(500円)を払い、芝のサイトに張ります。ここは、100m先に温泉施設「利尻富士温泉」が有り、電波も通じるし、電源の使用可、トイレも綺麗と安いキャンプ場としては優秀です。明日から雨が続くので雨しだいでは、ここで雨をやり過ごすことも考えます。

テントを張り、直ぐに隣の温泉に、施設にレストランが有りと書いて有ったので食事をしに入ったら、料理は終わりと言われガックシ。しかたないので風呂に入り、テントに戻りセイコーマートで買った物で昼食兼夕食を済ませました。

稚内に戻るかどうかは明日の天気しだいで決めます。これから、溜まっていたブログの更新を頑張ります。